【vol.62】晴れ間。(代々木八幡/居酒屋)
居酒屋|郷土料理|〜7,999円|一人で|友人と|デート|
主に福井の食材を使った創作料理のお店。ジャンルは居酒屋にしていますが、基本的にコースを注文し、さらに気になるアラカルトがある場合は追加で注文するスタイル。女将さんが福井出身だそうで、福井の地酒も非常に充実しています。
代々木八幡駅から徒歩2分ほど、富ヶ谷図書館のほぼ目の前にあります。とてもシンプルで清潔感のある店構え。カウンター席(5席)とテーブル席(10席)があります。早い時間で場所を選べたので女将の前のカウンター席に。
コースは、おかませコース(3,800円)、晩酌コース(2,000円)、定食コース(2,500円)の3種類。初来店なので「おまかせコース」でお願いしました。まずは蕪(かぶ)のすり流しから。
旬のおつまみ盛り合わせ五品。女将さんもお酒が大好きらしく、お酒がすすむツボをしっかり押さえているものばかり。古白鶏の昆布締め、芽キャベツの素揚げと新じゃがの酒盗バター焼き、菜の花の辛子和え、帆立と紅芯大根の塩麹和え、フルーツ人参のムース・コンソメジュレがけ。
早瀬浦純米酒の新酒生詰め、1合、850円。日本酒は好きですが、自分で食材に合わせて選べるほど詳しくないので、ここは女将におすすめを。すっきりと辛口。
真鯵のレモン〆とほろ苦野菜のサラダ仕立て。レモン〆ということでさっぱりとしているんですが生姜をたっぷりのせていることで、これまた日本酒がすすんでしまいますね。(写真撮り忘れていましたが、この前に百合根の梅餡かけ茶碗蒸しがありました)
自家製厚揚げ、甘海老塩で。厚揚げも美味しかったんですが、自家製の甘海老塩が絶品!この香ばしい海老塩だけでいつまでも飲んでいられます。
梵の吉平、1合、1,000円。この後のお魚に負けないようにと、しっかりした味と香り。
寒鰤の柚子醤油漬け焼き。最後の主菜は4種類(お肉もしくはお魚)から選べます。どれを選んでも正解だったんでしょうが、これは大正解でしょう!脂がしっかりのっている美味しい日本海のブリでした。
追加で、黒龍(福井の地酒)で磨いたへしこの刺身、500円。へしことは鯖に塩を振ってぬか漬けにした若狭の家庭料理。香ばしさと塩辛さ、さらに黒龍の香りが最高のアテに。
最後はビールで〆。プレミアムモルツ生、600円。
他のアラカルトは、白はまぐりの白ワイン蒸し(600円)、コンビーフとキャベツの重ね蒸し(680円)、いか肝のルイベ(400円)、笹がれいのバリバリ揚げ(650円)、かしわの塩焼き・柚子胡椒添え(700円)、ごはんものとして、福井のソースかつ丼(880円、これは大変気になりますね)、越前こしひかりの炊き立てごはん(500円)など。
飲み物は、福井の地酒各種(700円~)、自然派ワイン(650円~)、自家製果実酒生姜とレモングラスのソーダ割り(700円)、赤霧島(650円)、三岳(650円)など。詳しくないのでわかりませんでしたが、福井の地酒はかなり珍しいものまで揃っているようです。
それなりに値段はしてしまうので気軽に行けるお店ではないですが、たまには季節ものの食材や美味しいお酒をゆっくり楽しみたい…、そんな時に最適のお店だと思います。女将さんともいろいろとフランクにお話しできるのも楽しいし、福井の郷土料理を東京で食べられるのは嬉しいことです。
また日本酒を教わりに伺いたいと思います。
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【vol.62】晴れ間。(代々木八幡)
最寄駅:代々木八幡駅、もしくは代々木公園駅
住 所:東京都渋谷区上原1-1-20
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