【vol.106】にぎにぎ一(西荻窪/寿司)
立ち飲み|寿司|日本酒|〜2,999円|一人で|友人と|
毎日仕入れている新鮮な天然の地魚を1貫100円から食べられる、立ち食い寿司屋さん。お寿司は江戸前鮨でシャリにはこだわりの赤酢を使用、お寿司によく合う地酒も揃っています。
西荻窪駅南口から徒歩20秒ほど、やきとり戎通りにあります。ゆえに道路で飲めるスペースもあるのがいいですね。カウンターに10名ほど、4人掛けテーブルも2つあります。ちなみにこちらは本館ですぐ近くに別館もあります、そちらは座り。
モルツ生中、500円。モルツの生を出しているところは珍しいですね。しかもこの日、モルツのTシャツを着ていたからびっくり!笑
赤身、1貫100円。佐渡の天然生本まぐろ。色つやがとてもいい。江戸前なので醤油などの味付けをされた状態で出てきます。いら、1貫200円。長崎の五島列島産。初めて食べたかも、ベラ科の魚ようです。もちっと柔らかい白身が美味しい。少々すずきに似たような独特の香りがありました。いわし、1貫100円。千葉県産。脂がしっかり乗っており、抜群の安定感。あじ、1貫100円。山口県産。こちらの赤酢は光り物と非常に相性がいい気がします。何貫でもいけちゃうなぁ。
ここで日本酒を、春鹿(奈良)の超辛口純米酒、1合900円。しっかりとキレがあり、お寿司によく合います。超辛口とありますが、そこまでではなく程よい辛さ。
つばす、1貫100円。長崎の五島列島産。関東ではワカシと呼ばれている出世魚(ブリ)です。弾力のあるコリコリした食感でさっぱりした味わい。ほっき貝、1貫100円。北海道産。こちらも同じコリコリという表現になってしまいますが、食感が素晴らしいです。臭みもなし。甘えび、1貫100円。北海道産。卵をほんのり乗せてくれているのが嬉しい。口に入れたときの香りが全然違います。
たこ、1貫100円。北海道釧路産。この日最後の1貫ということで大変恐縮だったのですが、お言葉に甘えていただきました。新鮮で柔らかく、シャリとのバランスも抜群。途中で刈穂(秋田)の超辛口山廃純米、1合800円、を頼んだんですが写真撮るの忘れてました、同じ徳利だったし…。山廃仕込みということで、先ほどの春鹿よりかもコクがある感じ。といっても、さっぱり辛口でやはり魚によく合います。
握りは各1貫、すずき(100円)、さより(100円)、さば(100円)、いか(100円)、ほたて貝(100円)、たいら貝(100円)、ころ鯛(200円)、石鯛(300円)、つぶ貝(300円)、中とろ(300円)、塩水うに(500円)など。北海道の特大ぼたんえび(1,500円)なんてのもありましたが、100円のネタで十分に楽しめますし高くても500円くらいなので気軽に入れます。全てに産地が書いてあるのが非常に嬉しいです。おつまみとして刺身でも出してくれるようです、3切300円より。他、真いか一夜干し(300円)、まぐろ酒盗(400円)、真がき(600円)、鮭はらす串(200円)、本ししゃも串(300円)、まぐろほほ肉串(500円)なども。
飲み物は、菊正宗樽酒(1合600円)、レモンサワー(500円)、緑茶割り(500円)、角ハイボール(500円)、ワイン(赤白共に500円)、この日あった地酒が、まんさくの花(1合700円、秋田)、フモトヰ(1合900円、山形)、満寿泉(1合900円、富山)など。飲み物はちょっと高いですね。
正直、勢いついてどんどん頼んじゃうと、いくら1貫がお安くてもお寿司というのはペロッといただけちゃう(下品な言い方ですいません、でもお寿司の食べ方をペロッ、って表現するの好きです…!笑)し、さらに地酒を追加追加…ということになると結構なお値段になっちゃうので、ホント狙い定めて3~5貫と1杯で1,200円くらいでサクッと使うのがベストかなぁ、と思います。どうしてもあれもこれも食べたくなっちゃいますが…!
昔、江戸前寿司というのは屋台で出され、庶民が気軽につまむことのできるファーストフードだったようです。今では比較的珍しいですが、この立ち食い寿司というスタイル、もっと増えて欲しいですね。
僕は本当にお寿司が好きなので家の近くにこんなお店欲しいけど絶対危ないな、やっぱり西荻には住めないなと思いました、とさ…笑
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【vol.106】にぎにぎ一(西荻窪)
最寄駅:西荻窪駅
住 所:東京都杉並区西荻南3-11-8
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