【vol.138】宇ち多゛(京成立石/もつ焼き)

もつ焼き|煮込み|〜1,999円|昼飲み|一人で|友人と|


パフォーマンスとすら思えてくる緊張感と間、自分の注文が通ったことすら喜びに感じてしまう暗黙のルール。そして、絶品のもつ焼き。東京、いや日本を代表する名店もつ焼き屋さんです。


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京成立石駅から徒歩1分ほど、改札を出たら右側の階段を降り、降りたらすぐ右側に折り返し、ちょっと歩いた左手にあります。入口が2カ所ありますが、今は奥側からしか入れないようです。店内は39席、店員さんに指定された席に座っていきます。


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キリンラガー大瓶、600円。さすがにいきなりアレは危ないんで(笑)、まずは瓶ビールからスタート。お腹いっぱいになっちゃうので小瓶(400円)という手もあります。


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タンナマお酢、200円。宇ち多゛の“ナマ”は本当の生ではなく、一度ボイルされ冷まされたものが出てきます。醤油がかかって出てきますが、“お酢”を追加することでさっぱりと。人気メニューですぐになくなってしまうので、1品目に頼むことが多いです。それにしてもプリプリとした歯ごたえが素晴らしい。


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レバタレわか焼き、200円。“わか焼き”とは、いわゆるちょい焼きのこと。表面をサッと焼いてもらい、なかは生に限りなく近いプルンとした状態で出してもらいます。いやー、本当に美味しい。なんとも柔らかくサラッとしたレバ。タレも最高。


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カシラ塩、200円。注文の際、後ろに何もつけなければ、“普通”の焼き方で出てきます。見た目はちょっと固そうに見えるかもしれませんが、一口食べてみると空気を含んだような柔らかさとシャキッとした噛みごたえが一緒に。脂も美味しいし、塩加減も絶妙すぎてヤバいです。


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梅割り、200円。ほぼ全員のお客さんが飲んでいます。宝の焼酎に梅シロップをチョッポンと入れたもの。つまりはほぼ焼酎のストレートってことなんですが、これがまぁ宇ち多゛のモツとあまりにも相性がいいもんだからスルスルいけちゃうわけです。で、調子に乗ってハイペースで飲んじゃったりすると、いつの間にかベロン状態…なんてことはよくある話なので、どうぞご注意を!それにしても美味しいんですよ、これが。


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アブラ、テッポウを1本ずつ、200円。焼き物は2本での注文なんですが、ナマの場合は1本ずつ頼めます。アブラは実はそこまで脂っこくなく、独特の香り。てっぽうはフニュフニュした不思議な食感。醤油がよく染み付く。


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お新香生姜のっけてお酢、200円。モツばっかりだと胃が疲れてきちゃうのも事実。そういうときはやはりお新香でしょう。生姜とお酢を追加して、さっぱりとケアをします。大根もキュウリも少し大きめに切ってあるのがいい。


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シロタレよく焼き、200円。若干の焦げの苦みとタレの相性が抜群なんです。そしてシロの柔らかいながらシャキッとした歯ごたえ。タレをよく付けていただきます。


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ウーロン茶、200円。ヤバい、梅割りがまわってきたかも…と思ったらコレ。兄さんに、グラスいる?と聞かれたので、そのままで大丈夫です、と瓶に口付けてそのまま飲みました。


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煮込み、200円。全て豚のモツ、ここまでいろいろな部位が入っている煮込みはそうそうないでしょう。これが200円なんだからホントすごいです。“東京五大煮込み”の一つ。


ちなみに店内にあるメニューには、もつ焼き(200円)、煮込み(200円)、お新香(200円)という表記しかありません。つまり、どんな串(部位)を注文するのか、焼き方(塩、タレなど)をどうするのかなどは、予習しておかないといけないわけなんです!その辺は下に書きます。

飲み物は、峰ぶどう酒(250円)、電気ブラン(250円)、清酒二級(250円)、清酒一級(300円)、ウイスキー(600円)、サイダー(200円)。



さて、ここで予習について。

以下の詳細については、宇ち多゛の紹介ページ「宇ち入り倶楽部」に詳しく載っておりますが、僕が一番最初に宇ち多゛に行ったときに自分で作ったポイントを押さえたA4ペライチ(当時はスマホなんてなかったんで、プリントアウトして一緒に行く友人にも渡したりしてました。笑)を発見したので、それを載っけておきます。一応、これで基本的な注文はできるはずです。


【もつ焼きの注文のしかた】

1、具(必須)
2、焼き方(必須)
3、焼き具合(省略可)
4、酢を入れるか?(省略可) の順番で注文する。

(例)
カシラミソ
シロタレよく焼き
レバ塩わか焼き
アブラ素焼きよく焼きお酢


<1、具>
カシラ – 頭・コメカミ
ハツ  – 心臓
ガツ  – 胃
ナンコツ– 軟骨
レバ  – 肝臓
シロ  – 小腸
アブラ – 背アブラ
ツル  – おちんちん(※)
テッポウ– 直腸(※)
コブクロ– 子宮(※)

(※)はスペシャルメニューで平日のみ、開店直後になくなってしまう可能性大。


<2、焼き方>
塩  – 辛塩・薄塩ってのもできる。
タレ – 濃厚な味。
素焼き– 普通に焼いて醤油風のタレ付き。
ミソ – 煮込みのミソを焼いた具に付ける。
ナマ – ボイルした具をそのまま。


<3、焼き具合>
普通焼き– 何も言わないと普通に焼く
よく焼き– よく焼く(ウェルダン)
わか焼き– 軽く焼く(レア)


<4、お酢>
お好みで。タレ・ミソにはかけない方がいい。


【すぐになくなってしまうスペシャルメニュー】

1、タンナマ(ボイルしたタンに醤油風味のタレ。お酢をかけて食べるのもポピュラー。)
2、ハツモト/フワ(煮込みの特殊メニュー)
3、ホネ(ブタのあごの部分。全部食べられる。開店時間前に並ばなければ、すぐになくなる。店員さんにもらう「割り箸」が予約代わり)



正直、一番最初にお店に行ったときは注文するのが怖くて怖くて仕方がなかったです…(笑)本当にメニューはないし、店員さんもずっと忙しそうでどのタイミングで声かけていいんだかさっぱりわからない、そして“レバタレわか焼き”とか“カシラ素焼きお酢”とか、いくら予習したからといっても、もう異国の暗号としか思えない飛び交う言葉たち…。

でも焦らなくて大丈夫です。しばらく様子を見てから思い切って「タンナマお酢!お願いします!」と言ってみましょう。お兄さんが厨房に「タンナマお酢!」とオーダーを通してくれたときの感動はすごいものがあります。

他にもお店のルール(酔っぱらってる方は入れないとか)などがあるので、詳しくは「宇ち入り倶楽部」をご確認ください。


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先日久々に伺いましたが、やっぱりもつ焼きに関しては宇ち多゛は王者かも、と。そしてこれが1本100円で食べられるんですから、もう中途半端なお店には入れませんよ、ほんと。あと、昔は店内がもっとシーンと静まりかえって、みんな黙々とモツを食べながらお酒を飲んでいるイメージだったんですが、今では自分でも少し余裕ができたのか、意外とザワザワ楽しんでいることに気が付きました(昔は自分の注文のことで頭がいっぱいだったんだと思います。笑)。

注文を通すことまでもが楽しい要素の一つになっているお店なんて、他に聞いたことがありません。そして、もうこれこそは現場で体感していただかないとわからない、パフォーマンスとすら思える緊張感と間。そして絶品のもつ焼き。


是非、五感で体感してみてください!レバ素焼きわか焼きお酢!

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【vol.138】宇ち多゛(京成立石)

最寄駅:京成立石駅
住 所:東京都葛飾区立石1-18-3 仲見世商店街

“東京都葛飾区立石1-18-3”

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