【vol.142】藤八(中目黒/居酒屋)
居酒屋|〜2,999円|一人で|友人と|★|宮|
渋い店構えながら老若男女問わず常に賑わっている大衆居酒屋さん。メニューが豊富でどれも美味しく、みんなワイワイしながらも穏やかに飲んでいる雰囲気は、さすが昭和52年創業の安定感です。
中目黒駅から徒歩3分ほど。改札を出て、そのまま高架下の横断歩道を渡り、右側の線路沿いの道を真っすぐ。目黒川を越え、2つ目のブロックの右手にあります。この大きい看板が目印。
席はカウンター席、テーブル席、座敷があり、全部で80人くらいは入れるそう。座敷では20人以上の大型宴会も(必ず予約はした方がいいです)できるようです。
サッポロ赤星大瓶、570円。赤星があるなら赤星から!
お通し、370円。ごま豆腐。もっちり、よくダシが染み込んでいます。わさびで少し爽快感を。こういうお通しは嬉しいです、スタートにちょうどいい。
〆さば、490円。自家製、〆具合が最高です。脂がしっかり乗っていて、ねっとりと口に広がる旨み。
鯛のカブト焼、400円。この日の大サービス品。カブト焼系はどうも美味しそうに写真が撮れないのが残念なんですが…程よい塩加減としっかり締まった身が非常に美味しかったです。ゆっくりやるなら、これだけで日本酒2〜3合いけちゃうなぁ。
マカロニサラダ、400円。シンプルながら胡椒がよく利いています。
金宮ボトル(1,600円、600ml)と炭酸(1本110円)、氷(350円)。結局2人で炭酸4本頼み、たぶん6〜7杯飲んだので一杯あたり400円を切る計算。単品ごとに頼むよりか安く済みます。
はんぺん、450円。こちらも自家製。魚のすりみと山芋を練ったはんぺん、三角で分厚くふわっふわの食感です。カニの身が付いていて、醤油などつけなくても、それだけの旨みで十分飲めます。さすが名物だけあって他ではなかなか食べられない1品だなぁ、と。
肉じゃがコロッケ、280円。こちらも名物。よ〜く練り込まれたジャガイモに肉じゃがの味付けがされており、何も付けずにこのままいただきます。肉の旨みも染みてて美味しい。次来るときは1人1コで食べたい!
さて2杯目。焼酎の濃さを自分で調整できるのが、ボトル注文のいいところ!
とりのもつ煮、400円。レバ、ハツ、砂肝、キンカンが入っています。照り焼きみたいな感じで甘辛く、お酒が進む味。どうやらこれは甲府名物らしいですね。
のりうどん、550円。昆布ダシで、さっぱり優しい味なので〆にばっちり。これは毎回頼みたくなる1品。
他、まぐろブツ(400円)、タコぶつ(500円)、いか納豆(500円)、イサキ姿造り(650円)、ホッケ半身(470円)、厚あげ(490円)、玉子焼(420円)、とり皮のポン酢和え(400円)、ヤナカ生姜(420円)、なすの一本漬け(380円)など。ちなみに先ほど紹介したはんぺんと肉じゃがコロッケ、そしていかのかき揚げ(450円)と、自家製腸詰(450円)は「藤八4大名物」と呼ばれている定番メニューです。
飲み物は、生ビール中(720円、サッポロ)、ホッピーセット(430円)、レモンサワー(430円、生レモン付)、玉露サワー(430円)、角ハイボール(480円)、日本酒(1合230円)、地酒(500円〜)など。
正直、値段自体はそれほど安くはないですが、料理はどれも手づくりで美味しく、壁一面に貼られたたくさんのメニューから、どれを注文しようか考えるだけで楽しいです。テーブル席も多いですし3〜4人で来られると、いろいろ頼めるので丁度いいかも。
店内もみんな適度な盛り上がりでワイワイと飲んでいて、居心地がとてもいいです。そして、お客さんと明るく気さくに話してくれる看板女将と一言二言交わすのが嬉しく、「よし、また来よう!」と自然に思える感じがなんとも。
比較的若者向けのオシャレなお店が多い地域ですが、酒場の雰囲気で一杯やりたいなと思ったら是非こちらへ。
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【vol.142】藤八(中目黒)
最寄駅:中目黒駅
住 所:東京都目黒区上目黒1-3-16
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